市原 出 Izuru ichihara
1958年 福岡市生まれ
1976年 福岡県立修猷館高校卒業
1981年 東京大学工学部建築学科卒業
1983年 東京大学大学院修士課程修了
1983-87年 宮脇檀建築研究室
1988年 HOUSE of CUP ’88-2グランプリ受賞(HouseXX)
1988年 市原出建築設計事務所設立
1990-91年 ペンシルヴァニア大学Ph. D. Program、アメリカ初期郊外住宅の研究
1993年 東京大学大学院博士課程修了 博士(工学)
1994年 東京工芸大学助教授
1995年 SDレヴュー入選 (IC2)
1996年 エセックス大学リサーチフェロー、ロンドンのテラスハウスの研究
1998年 南カリフォルニア大学ゲストクリティーク、プエブロ集落の研究
1998年 武蔵野美術大学特別講師
2000年 東京工芸大学教授
2002-03年 明治大学大学院兼任講師
2004年 財)建築技術教育普及センター理事長賞(ORANGE)
2006-07年 コロンビア大学客員研究員、アメリカ東海岸のロウハウスの研究
1958年、福岡市に生まれ、福岡県立修猷館高校を卒業。
1977年東京大学入学、建築学科に進学し、大学院修士課程まで香山壽夫研究室で建築意匠を学ぶ。
1983年宮脇檀建築研究室入室、建築実務を体得、とくに住宅設計において宮脇の薫陶を受ける。
日本のモダンリビングに対するアメリカの影響について、宮脇の言葉を確認するために、1987年東京大学大学院博士課程に進学し、香山研究室に戻る。
アメリカ初期郊外住宅の研究によって、1993年東京大学より博士(工学)の学位を得る。
この間、1988年にHOUSE of CUP '88でグランプリ受賞、受賞作・HOUSE XXを実施するために市原出設計事務所設立。
1990年の竣工・発表を待って渡米。
ペンシルヴァニア大学大学院Ph. D. Programに在籍し、郊外住宅の研究を行う。その成果を学位論文としてまとめる。
その後、住宅を中心に設計活動を再開し、数々の作品を手がける。
1995年には「IC2」にてSDレビュー入選。
最近は東京工芸大学の体育館やデザイン学科ヒューマンプロダクトコースの工房なども完成。
設計活動のかたわら教育・研究を行い、
1994年、東京工芸大学助教授に就任、2000年より同教授となる。
1996年にはイギリス・エセックス大学リサーチフェローとしてロンドンの都市型連棟式住宅・テラスハウスの研究
1998年にはアメリカ・南カリフォルニア大学ゲストクリティークとしてニューメキシコのプエブロ集落の研究を行う。
1998年より武蔵野美術大学特別講師、2002年から2003年まで明治大学大学院兼任講師などを歴任、主に建築空間論について講ずる。
2006年から1年間、コロンビア大学客員研究員としてニューヨークに滞在し、アメリカ東海岸諸都市のロウハウス(連棟式都市型住居)研究を行う。得られた資料をもとに、最適再利用の見地からロウハウスを見直し、日本での適用可能性を探る研究に取り組んでいる。